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Scratchの作品に感想をもらうには?親子10分「見てほしいところカード」を作ろう|小2〜小5
Scratchでゲームや物語を作った子どもから「見て見て!」と言われたとき、保護者が「すごいね」と返して終わることは自然なことです。一方で、子どもが次に直したいところを見つけたいときは、作品の全部を評価するより、見てほしいところを一つに絞ってから感想を聞くと、会話が続きやすくなります。
最初からオンラインで公開したり、知らない人のコメントを求めたりする必要はありません。まずは家族に画面を見せる、教室で先生に一度遊んでもらうなど、子どもと保護者が見通しを持てる相手から始めましょう。
親子10分:「見てほしいところカード」を作る
紙を3枚用意し、1枚につき一つだけ、子どもが感想を聞きたい場所を絵で描きます。たとえば「最初に動かすキャラクター」「ゲームが終わる場面」「音が鳴るところ」です。作品のできばえを決めるカードではなく、次に試すための目印にします。
1. 見てほしい場面を一つ選ぶ(2分)
子どもに 「いちばん見てほしいのは、どこ?」 と聞きます。「全部」と答えたら、最初の10秒、いちばん苦労した動き、初めて入れた音のどれかを一緒に選びます。
カードには文字で説明しなくても、キャラクターやボタン、ゴールの絵を描くだけで大丈夫です。見る人が「ここを試せばよい」とわかるくらいまで小さくしておくと、感想が作品全体への評価になりにくくなります。
2. 聞きたいことを一つ決める(2分)
次に、カードの裏へ親子で質問を一つだけ考えます。たとえば次のような聞き方です。
- 「最初に何をしたらよいかわかった?」
- 「いちばんおもしろかった動きはどこ?」
- 「もう一回試すなら、どこを変えるとよさそう?」
保護者からは、「よかったところを一つ言ってから、聞きたいことを一つ聞こうか」 と声をかけてみてください。Scratchのコミュニティガイドラインでも、相手を尊重し、よい点と提案を伝える建設的なフィードバックが案内されています。
3. 最初に見せる相手を決める(2分)
「家族に画面を見せる」「教室で先生に一度遊んでもらう」「友だちに同じ机で試してもらう」など、今の子どもが安心して話せる相手を一人選びます。公開すること自体を目標にせず、子どもが自分の作品の意図を説明できる場をつくるのが目的です。
4. 感想を二つだけメモする(2分)
見てもらったら、子どもが聞こえたことを二つだけカードの端に残します。「最初の動きがわかった」「音が少し早かった」のように、短くてかまいません。
感想がたくさん出ても、その日に全部直す必要はありません。「次に一つ変えるなら、どれにする?」 と聞き、次の作品づくりにつなげます。
5. 公開前なら「出さないこと」も確認する(2分)
Scratch上で公開・コメントを考える場合は、作品名、説明、コメント、プロフィールに本名・学校名・連絡先など、個人を特定したり直接連絡につながったりする情報を書かないことを親子で確認します。Scratchの公式ガイドラインでも、個人情報を非公開にすることが案内されています。
不快な内容を見かけたときは、やり返す方法を考える時間にしなくて大丈夫です。いったん画面を閉じて保護者と見直し、Scratchの案内に沿って報告する選択肢があることを伝えておきましょう。

「ほめる」から「次を作る」への小さな橋
「すごいね」は、子どもが作品を見せてくれたことへの大切な受け止めです。そこに一つだけ具体的な質問が加わると、子どもは自分が工夫した場所を言葉にしやすくなります。
感想を聞くことは、上手かどうかを決めるためではありません。自分が作りたかったことと、見る人に伝わったことを比べて、次に何を試すかを選ぶ時間です。親がプログラミングに詳しくなくても、「どこを見てほしい?」と聞き、一度遊んでみるだけで十分な伴走になります。
迷ったら、公開しない練習から
コメントや公開が気になるときは、作品を出さずに家族だけでカードを使うところから始めましょう。子どもが説明したいことや、聞きたいことが整理できたら、教室の先生や身近な人に見せる方法も選べます。
公開の条件や利用の仕組みは変わることがあるため、実際にScratch上で共有するときは、保護者も一緒に公式のガイドラインと画面を確認してください。
FAQ
感想をもらうためにScratchへ公開しなければいけませんか?
いいえ。まずは同じ家にいる人に画面を見せたり、教室で一度遊んでもらったりするだけでも十分です。作品の意図を説明し、次に変えることを一つ選べれば、カードの目的は達成できます。
保護者がプログラムの内容を理解できないときは?
コードを説明できなくても、「最初に何をすればよいと思った?」「どこで迷った?」と、遊んだ人の感想を伝えられます。子どもが自分の言葉で説明する時間を大切にしてみてください。
コメントでいやなことを書かれたら、どうすればよいですか?
子どもだけで対応を急がず、画面を保護者と見直しましょう。Scratchの公式ガイドラインでは、不適切な作品やコメントを見かけた場合は報告する方法が案内されています。公開やコメントの継続を急いで決めず、まず安心して話せる場に戻ることを優先します。
関連リンク
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参考にした公式情報
- Scratch Community Guidelines(相手を尊重すること、建設的なフィードバック、個人情報を公開しないこと、不適切な内容の報告方法を確認)
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